先って見えるもの？ [超たわごと]
いよいよオリンピックが始まりましたね。
いろいろ物議をかもしていますが、フルブレーキをかけながら、アクセルベタ踏みという感じで？マークが出まくってる感じです。
ほんと無事に終わるよう祈っています。僕はおとなしくしているしかないかなぁ。
確かに今はウィズコロナで我慢が続いていますけど、ワクチン接種や他の対策がすすんでいますので、アフターコロナの状況も近いはずです。
でもダメージが大きいので、大変な状況が続くのではないかなぁ。。。
まぁ、先が見えたら苦労しないのですが、あまり明るくない将来を感じると考えるのをやめたくなります。
だが、but、しかし、考えるのをやめたら終わりな気もします。
そもそも将来を予測することなんてできるのか？という疑問も湧きますので、少し検証してみたいと思います。
2006年からブログを書き始めて、トータル500本くらいの記事を書きましたが、その中で2本だけ将来のことを書いていました。(少なっ！)
しかも自分で未来を考えた訳ではなく、仕事関係でちょっと興味があることをネタとして紹介しただけです(滝汗)
それが当たっているかどうか、確認してみたいと思います。
『2010年』
政府からNTTへ2010年にIP網を開放するよう指示が出されました。（2006年のことですが）
15年前はまだスマホなんてなくて、データ通信も貧弱で、携帯通話料 1分40円で連絡しなければいけなかった頃です。IP網開放で通話の定額制が実現する可能性が高まりました。携帯で話したい放題は良いなぁ、と非常に魅力を感じました。
結局IP通話(lineやzoomなど)は実現されていますけど、まさか世界中と通話し放題、動画付きになるとは夢にも思いませんでした。しかも利用料は完全定額でそれほど高くないです。
電話通信網からインターネット通信網に変わったから、このような状況が実現できているわけですが、この変化は想像以上にスゴイです。
『線路は続くよ』
仕事で行った電子機器展示会の講演で面白いと思ったテーマを2つ取り上げました。
① IntelのCPUの個数
2007年当時、アメリカ人のマイク（仮）は「５年先、１０年先は１０～１００のCPUを搭載するだろう」と言っていましたが、現在の家庭用PCは最大でCPUコア 8個、スレッドと呼ばれるマルチタスク（記事を書いた2007年にはありませんでしたが）だと16個のようです。これ以上はコアがあってもOSが動かしきれないとのこと。そりゃそうな気もします。人間もソフトもこれ以上のコアは必要なさそう。マイク(仮)の先走りか？と思いきや。。。
莫大なデータをさばくデータセンター用サーバーは、並列処理による高速化がまだまだ必要なようで、56コア（112スレッド）のものがあるようです。
結局マイク（仮）は正しかった、のかなぁ?
② インターネットの通信量
日本の最高学府の教授 山田さん（仮）は「1997年→2007年で通信量は1000倍になった。 2007年→2017年で通信量1000倍になったら、装置を動かすのに原子炉が一機必要。」という衝撃的なお話をされていたのですが、実際のところはどうでしょうか?
総務省のインターネット通信量の状況によると、2007年→2017年で25倍くらいの増加のように見えます。
原子炉が必要になる1000倍になっていないのでホッとしましたが、ちょっと少ない気もします。
世界レベルのインターネット通信増加量は2010年→2020年で60倍とのことですから、25倍はやはり少ないのかなぁ。
日本はデジタル後進国になっているとよく言われていますが、そこが現れているのかも。
がんばれ日本！
ということで、先行き予測は1勝1敗1分けでしょうか。
当たる場合も外れる場合もあります。
そこを踏まえて本題です。(前置き、長っ！)
最近、なんかお金の価値、特に日本の円の価値が落ちているような気がして、ネットをフラフラしていたら、こんなの見つけました。
内閣府: 世界の中の日本経済の位置付けはどのようになっていますか？
日本と他国のGDP (国内総生産)を比較したグラフになっていますが、日本は2010年に世界経済の8.5%をうみだしていたのですが、2030年には4.8%と約半分になっています。
石油・ゴム・鉄鉱石などの資源や食物の半分以上(カロリーベース)を輸入に頼る日本は、この予測通りの場合、2030年は2010年に比べて物価が2倍くらい上がる可能性があるかもしれません。
個人的には年金+貯金しか無くなるのですが、お金の価値が何もしなくても半分に落ちる可能性があるのか。。。どうしよう？(汗)
コロナで今はそれどころじゃないですし、この予測が当たるかどうか分からないし、むしろ外れて欲しいところですが・・・
もう少し深く考えたい、と思う今日この頃です。
それでは
また
いろいろ物議をかもしていますが、フルブレーキをかけながら、アクセルベタ踏みという感じで？マークが出まくってる感じです。
ほんと無事に終わるよう祈っています。僕はおとなしくしているしかないかなぁ。
確かに今はウィズコロナで我慢が続いていますけど、ワクチン接種や他の対策がすすんでいますので、アフターコロナの状況も近いはずです。
でもダメージが大きいので、大変な状況が続くのではないかなぁ。。。
まぁ、先が見えたら苦労しないのですが、あまり明るくない将来を感じると考えるのをやめたくなります。
だが、but、しかし、考えるのをやめたら終わりな気もします。
そもそも将来を予測することなんてできるのか？という疑問も湧きますので、少し検証してみたいと思います。
2006年からブログを書き始めて、トータル500本くらいの記事を書きましたが、その中で2本だけ将来のことを書いていました。(少なっ！)
しかも自分で未来を考えた訳ではなく、仕事関係でちょっと興味があることをネタとして紹介しただけです(滝汗)
それが当たっているかどうか、確認してみたいと思います。
『2010年』
政府からNTTへ2010年にIP網を開放するよう指示が出されました。（2006年のことですが）
15年前はまだスマホなんてなくて、データ通信も貧弱で、携帯通話料 1分40円で連絡しなければいけなかった頃です。IP網開放で通話の定額制が実現する可能性が高まりました。携帯で話したい放題は良いなぁ、と非常に魅力を感じました。
結局IP通話(lineやzoomなど)は実現されていますけど、まさか世界中と通話し放題、動画付きになるとは夢にも思いませんでした。しかも利用料は完全定額でそれほど高くないです。
電話通信網からインターネット通信網に変わったから、このような状況が実現できているわけですが、この変化は想像以上にスゴイです。
『線路は続くよ』
仕事で行った電子機器展示会の講演で面白いと思ったテーマを2つ取り上げました。
① IntelのCPUの個数
2007年当時、アメリカ人のマイク（仮）は「５年先、１０年先は１０～１００のCPUを搭載するだろう」と言っていましたが、現在の家庭用PCは最大でCPUコア 8個、スレッドと呼ばれるマルチタスク（記事を書いた2007年にはありませんでしたが）だと16個のようです。これ以上はコアがあってもOSが動かしきれないとのこと。そりゃそうな気もします。人間もソフトもこれ以上のコアは必要なさそう。マイク(仮)の先走りか？と思いきや。。。
莫大なデータをさばくデータセンター用サーバーは、並列処理による高速化がまだまだ必要なようで、56コア（112スレッド）のものがあるようです。
結局マイク（仮）は正しかった、のかなぁ?
② インターネットの通信量
日本の最高学府の教授 山田さん（仮）は「1997年→2007年で通信量は1000倍になった。 2007年→2017年で通信量1000倍になったら、装置を動かすのに原子炉が一機必要。」という衝撃的なお話をされていたのですが、実際のところはどうでしょうか?
総務省のインターネット通信量の状況によると、2007年→2017年で25倍くらいの増加のように見えます。
原子炉が必要になる1000倍になっていないのでホッとしましたが、ちょっと少ない気もします。
世界レベルのインターネット通信増加量は2010年→2020年で60倍とのことですから、25倍はやはり少ないのかなぁ。
日本はデジタル後進国になっているとよく言われていますが、そこが現れているのかも。
がんばれ日本！
ということで、先行き予測は1勝1敗1分けでしょうか。
当たる場合も外れる場合もあります。
そこを踏まえて本題です。(前置き、長っ！)
最近、なんかお金の価値、特に日本の円の価値が落ちているような気がして、ネットをフラフラしていたら、こんなの見つけました。
内閣府: 世界の中の日本経済の位置付けはどのようになっていますか？
日本と他国のGDP (国内総生産)を比較したグラフになっていますが、日本は2010年に世界経済の8.5%をうみだしていたのですが、2030年には4.8%と約半分になっています。
石油・ゴム・鉄鉱石などの資源や食物の半分以上(カロリーベース)を輸入に頼る日本は、この予測通りの場合、2030年は2010年に比べて物価が2倍くらい上がる可能性があるかもしれません。
個人的には年金+貯金しか無くなるのですが、お金の価値が何もしなくても半分に落ちる可能性があるのか。。。どうしよう？(汗)
コロナで今はそれどころじゃないですし、この予測が当たるかどうか分からないし、むしろ外れて欲しいところですが・・・
もう少し深く考えたい、と思う今日この頃です。
それでは
また
2030年の予測ですか、私はガンプラが自分で歩いていると思います。あるある（笑）
まじめな話、低成長でも持続可能な社会に向かって進んでいる感じはします。日本人はキャッチアップや節約は得意ですよね。
後は、大局観ですね。第1、第2波に乗り遅れたとしても、第3波に乗れば逆転可能？
参考）『シン・ニホン』安宅和人氏が提言、沈みゆく日本がここから逆転するには（ビジネス＋IT）
2006年、2007年の記事、楽しく拝見しました。
私も大学教授の寝ぐせを直してあげたいです（笑）
by mk1sp (2021-07-25 11:20)
ヒサさん、むずかしいですよね。
今は団塊の世代がいるから、政策でインフレにしていないそうです。
彼らがいなくなると、容赦なくインフレにします。
あと１５年ぐらいは大丈夫なんですが、
ぼくらの定年後はインフレという状態。
そうなると貯金の価値が目減りして…
やれることと言えば、ゴールドの購入ぐらいですかね。
by don (2021-07-25 16:46)
☆mk1spさん
「シン・ニホン」のご紹介ありがとうございます。
思わず買ってしまいました。勉強します。
山田さん(仮)の寝ぐせ、10年以上たっても直してあげたくなっちゃうものなんですね。不思議です。勉強になりました（笑）
by ヒサ (2021-07-25 18:28)
☆donさん
おー、政策なんですね。
なんかおかしいな〜、と思っていたのですがちょっとスッキリしました。
確かに金やビットコインに投資するしかないかもしれませんが、宝くじにかけるしかないような気もします。
頑張ります！
by ヒサ (2021-07-25 18:34)
おっしゃる通り、インターネットもGDP比率も低位化傾向にある日本ですけど、そうした物質的な価値観の評価というのは重視しなければいけないけど、その見方自体、戦後、荒廃した日本を世界のトップ水準に育てようとして努力奮闘した、私の父の世代の価値観の延長線のある物の見方の継承であるかのように感じます。
私は、これからの日本は、世界的にも稀有な自然と共生することで発展してきた文明としての独自の価値感（四大文明は、自然を改造することで発展した文明で、これがこれまでの世界にの潮流となっていた。）を持って、世界の中で心の文化をリードする存在になって行くことが望ましい姿だと思ってます。
引退組となってしまった私としては、次の将来をのある皆さん頑張ってとしか言えませんけどもね。
by 老年蛇銘多親父(HM-Oyaji) (2021-07-29 20:39)
☆ 老年蛇銘多親父さん
確かにインターネット通身量とかGDPという尺度はもう現状にそぐわないかもしれませんし、日本が何で他国に向けて存在感を示すかポイントかもしれません。
ただ記事には書かなかったのですが、2030年以降日本だけでなく欧米もGDPが落ちており、アジア(中国・インド・韓国・インドネシア)が半分近くを占めています。世の中、だいぶ変わりそうな気がします。
年齢的に僕も引退組に回るのですが、今までと同じ感覚で良いのか、少し勉強しなければ、と思っています。勉強はイヤですが（笑）
by ヒサ (2021-07-30 18:01)
チャーリー(≧∇≦)/
この暑いのに未来の心配なんて、そんな難しい事を考えられるって
ホント偉いよね～☆彡
つい時の流れに流されっぱなしになっちゃってるよ(^^;)
これからの日本、よろしくお願いします‼
ところで、オリンピックのスケボー女子の金メダルとった西矢選手が銅メダルの中山選手とラスカルの話をしてたって話題だけど、これ聞いてまだまだ日本の未来は明るいと確信したよ!(^^)!(笑)
by ituki (2021-08-01 13:08)
☆Itsukiさん
イッチー(≧▽≦)／
スケボーの女の子、若いのに金メダルすごかったね。
楽しんで結果がついて来るって、実力が相当高くないとできない気がします。
ラスカルの歌を知っていることは驚きだけど、オリンピックの競技中に出てくるのはホントすごい（笑）確かに日本の未来は明るいかも。
by ヒサ (2021-08-01 22:31)